Hinel

MENMACHO NAMING & PACKAGE DESIGN

MENMACHO NAMING & PACKAGE DESIGN
CLIENT
Hinel
PROJECT
食べる竹林整備プロダクト『メンマチョ』ネーミング・パッケージデザイン
SERVICE
ブランド開発クリエイティブ制作コミュニケーション戦略

プロジェクト概要

愛媛県西条市のHinel(個人事業主)から「放置竹林から採れる若竹をメンマに加工して販売したいため、商品開発をサポートしてほしい」という依頼を受け、ネーミングとパッケージデザインを担当しました。

わたしの瀬戸内レモンメンマチョパッケージ

課題

地域の美しい風景を守るという社会的な意義を持つ側面がある一方、食品であるからには「おいしい」かつ「おいしそう」であってほしい。プロジェクトオーナーはスタートアップであり、開発と広報が分かれているような大きな組織ではないため、「どういった商品を作るか」「どうやって消費者に伝えてくか」といった、商品開発コンセプトとコミュニケーションコンセプトが複雑に絡み合った状態で思考を重ねていました。何を商品開発の軸とすればよいか。スタートアップという、兼任に兼任を重ねる中で起こる、プロジェクトオーナーの思考の複雑化と、クリエイティブチームとの連携が一番の課題でした。

アプローチ

シリアスにならずに楽しい食べ物として受け取ってもらえるよう、環境問題を強く打ち出さないコミュニケーションデザインを心がけました。その結果、「放置竹林と戦うニューヒーロー」という方向性が立ち上がり、覆面レスラーのキャラクター設定で「メンマチョ」のブランド名が誕生しました。ちょっと変わった新しいメンマをおいしく楽しんでいるうちに、いつの間にか消費者が環境問題の解決を手伝っている、という商品になっています。パッケージには、放置竹林やメンマ作りに奮闘する依頼主の姿を、キャラクターに投影することで面白さを演出しています。

調理用メンマチョパッケージ

担当領域

■コミュニケーション設計/キャラクター/ノベルティ/ネーミング/

クレジット