プロジェクト概要
浅草北部地域の魅力を伝えるブランドブックの企画・制作を担当しました。
※株式会社HAGISOと株式会社グランドレベルと台東区が手がける地域活性プロジェクト「タイトーキタリズム」は、空き家や空き店舗を活用し、貸したい人と借りたい人をマッチングする取り組みです。また、地域メディア冊子を通じて、浅草北部地域の魅力を発信する活動も行っています。 本プロジェクトは「タイトーキタリズム」の対象地域である浅草北部エリアの魅力を伝えるため、プロジェクト全体を統括するHAGISOと連携しながら実施しました。
課題
浅草北部地域は、かつて革産業の町工場が集まり、職住近接の活気ある地域として栄えていました。しかし、近年では労働需要や産業構造の変化に伴い、空き家や空き店舗の増加が問題となり、商店の減少が地域の活力低下を招いています。 クオーターバックが参加する前の「タイトーキタリズム」のプロジェクトでは、地域のプレイヤーの発掘や空き家・空き店舗の活用が進められていました。築き上げられた地域と人々とのつながりはこのプロジェクトの魅力です。 次のステップとして、北部地域に詳しい人だけでなく、地域外の新たなプレイヤーにもその魅力を広く伝えることが重要だと考え、企画を進めていきます。
アプローチ
新たなコミュニケーションツール(冊子)を刊行することで、北部エリアのことを知らない人にも地域の魅力を伝える発信力を生みたい。浅草北部地域の魅力を伝え、かつ地域の人たちにも地域に愛着や誇りを深めてほしい。その思いから地域のブランドブックを発行することにしました。
そこで、浅草北部地域で働く人々や店舗を紹介していたタブロイド誌『タイトーキタリズム』の特別編集冊子とし、『浅草北部地域で働く読本』を制作しました。
冊子制作にあたっては地域に愛着やつながりが深いメンバーで制作を行い、プロジェクトの概要だけでなく、そこに込められた思いや思い描いている将来のビジョンなどを引き出して記事化。人の魅力が集まってできている、地域全体の魅力を伝える冊子に仕上げました。
また、リリース時には地域交流イベントや浅草北部地域のまち歩きイベント「浅草エーラウンド2024秋」内での発刊記念イベントを実施。冊子制作だけにとどまらず、実際に冊子を読者に手に取ってもらい、興味が高まっているタイミングで実際に地域に足を運んでもらうきっかけまでデザインしました。
エーラウンド内で発刊記念イベントの様子
担当領域
■ゴール設定(KGI・KPI) ■コミュニケーション設計 ■パンフレット ■撮影 ■イベント・セミナー開催