株式会社ビームスファクトリー / ブランドコミュニケーション

colours BRANDING

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CLIENT
株式会社ビームスファクトリー / ブランドコミュニケーション
PROJECT
建築空間創作集団「colours」リブランディング
SERVICE

プロジェクト概要

2年先までお施主さまが行列をなしているという千葉県の建築空間創作集団「colours」のリブランディングを 担当いたしました。

分業制が基本とされる建築業界において、「colours」は全員が多能工(一人ひとりが複数の工程をこなすことができるビルダー)で構成され、一社で全工程をまかなうことができる建築集団です。

一社で全工程を担当できるので、通常ではスケジュール上諦めざるを得ない細かい部分まで追求できるのが「colours」の特長です。

そんなユニークな建築手法で多くのファンを持つcoloursの定期刊行型会社案内と、名刺のデザインを行いました。

課題

すでに多くのファンを持つcoloursには、「日本一の建築空間創作集団になる」という夢がありました。

日本一という大きな夢に向かっていくためには、メンバー全員でビジョンを共有し、力を結束できるかがカギを握っています。

そこで、メンバーの一人ひとりが「私たちは何者で何処をめざしているのか」をきちんと意識できるようなインナーブランディングが必要でした。

アプローチ

メンバーの皆さんに「日本一の建築空間創作集団になる」という夢に対して、実現できそうだと思っていただくために、会社案内は、近い将来日本一の建築空間創作集団になったcoloursが今を振り返るという仕立てにいたしました。

もう未来では日本一になることは決まっていて、その過程をどのように歩んでいくかを定期刊行型の会社案内『colours Trail』で読者にお届けしていく、といったコンセプトをご提案させていただきました。

 

また軌跡となる「Trail」は、「バスのタイヤ跡」をモチーフにしていて、配るたびにちぎっていくバスチケット型の名刺と世界観を統一させています。

名刺は、coloursというバスに乗ることへの期待感を喚起するとともに、見たこともない破れた名刺をもらうという体験を提供し、名刺交換をした方の記憶にcoloursとの出会いを刻んでいただけるように、ちぎって渡すというシーンをデザインすることにこだわりました。

 

 

Coloursさんのインタビュー記事も、ぜひあわせてご覧ください。

【WORKS INTERVIEW #1】-インナーブランディング編-「自走する組織が、経営者を孤独から解放する」

担当領域

■ブランドコンセプト開発 ■コミュニケーション課題設定 / コミュニケーション設計 ■会社案内 / 名刺 / インナーブランディングツール

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