オンラインサロンやります、テーマは「新しい住まい方」だ!
2018年くらいだったと思います。オンラインサロンという何やらキラキラとした言葉が流行り始めたころ、僕は友人に誘われて、新しい住まい方を発明するコミュニティ“sumuku lab(すむくらぼ)”の創立に携わることになりました。
今でこそバンライフや二拠点生活という言葉が有名になりましたが、当時はまだそこまで。言葉を聞いても、聞いたことがあるような無いような感じだったのを覚えています。
僕らのコミュニティは、創立メンバーが6人いて、
・家無し「遊動生活」を送っている女性
・「バンライフ」を送る若夫婦
・「住み開き」をやろうとしている人
・「住み開き」の卒業者
・都心のタワーマンションに住む僕
の計6人
メンバーの中では僕だけ、まったく「新しい住まい方」をしていませんでしたが、コミュニティの運営に興味がある!ということで仲間に混ぜてもらいました。ロゴやサイトを準備して、テーマに関心がありそうな人に声をかけて、オンラインサロンをスタートすることになりました。
住まいの概念をはみ出すという想いが込められた、sumuku labのロゴマーク。弊社作成。
ひとまず僕らのコミュニティでは、3つの「新しい住まい方」を取り扱うことにしました。
①遊動生活
自宅を持たずに各地に拠点を作りながら転々とする「住まい方」。似たようなものに二拠点生活、無拠点生活があります。メディアなどでは、デュアラー、アドレスホッパーなどという呼び名も登場しました。
②バンライフ
車で各地を転々としながら車で寝泊まりするライフスタイル。ここ数年で非常に有名になった「住まい方」だと思います。バンライフができる車を貸し出すサービスなども増えましたね。
③住み開き
これが一番聞きなれないかもしれませんが、家の一部を地域に開放する「住まい方」。元々は京都の土間文化が発祥とも言われています。「一階を開放して二階は家族だけのプライベート空間にする」みたいな感じです。
ワーケーションブームなども手伝い、今ではかなり「市民権」を得ている気がしますが、当時はどれも「まだまだ知る人ぞ知るライフスタイル」でした。