組織にまつわる話を持ち寄る「ポットラックナイト」
みんなで語るポットラックナイト、略して「みんポト」は、僕たちのインナーブランディングの取り組みが「ウェルビーイングアワード」のファイナリストに選出されたことをきっかけに始まりました。
「みんポト」は、SNAPにて開催される、ゆるやかな対話の時間です。ポットラックという名前ですが、飲食物を持ち寄る必要はありません。そのかわりに、自分の考えや、自分の所属する組織にまつわる話を持ち寄っていただきます。もちろん、数に限りはありません。この場所での時間を通して、参加したみなさんの次の日からの仕事がちょっとでも楽しくなったらいいな、と願いながら運営しています。
第1回目のテーマは、「職場の『もやっと』を持ち寄って、ほぐしてみる」。
自分の組織について思うところのある人が、 今より良くするためのヒントを探しに来る会です。
当日は十数人の方にお集まりいただき、まずは参加者全員の簡単な自己紹介からスタート。続いてクオーターバックの会社紹介に加え、みんポトのグランドルールについて参加者の皆さんにお伝えしました。
グランドルールとは、同じ場で過ごす時間をより良いものにするため、参加者みんなで守っていきたい約束ごとのことです。
ちなみにクオーターバックでは、社内の各部門などでも会議のグランドルールを設定し、運用しはじめています。「心理的安全性が高まった」「気軽に手を挙げられるようになった」といった声も聞かれ、場づくりにおけるグランドルールの力を実感しているところです。
ヌシともやもやが盛り上げる、対話の時間
いよいよ、今回のメインワーク。SNAP内に4つの対話スポットを用意し、それぞれのスポットにトークテーマとヌシ(テーブルファシリテーター)を配置。全3回あるセッションのなかで、参加者は興味のあるトークテーマを選んで、参加できるようにしました。
用意したトークテーマは、「関係性のもやもや」「上司部下のもやもや」「働き方のもやもや」「キャリアのもやもや」の4つ。話された内容は、付箋や模造紙に書かれ、セッションの回数を経るたびに、どんどん参加者の思いや考えが溜まっていく仕組みです。トークテーマに沿って対話するだけでなく、ヌシが投げかける問いかけを通して、場の温度をどんどん上げていきます。
誰と話すか、どこで話すか
参加者のみなさんは、経営者や管理職、若手社員など、立場も年齢も業界も異なる方々。
違う会社であっても、他者とフランクにもやもやを語り合うことで、刺激や発見も多かったよう。
参加者の方からは
「みんなのもやもやが聞けて面白かった。自分のもやもやも理解してもらえたことが嬉しかったです。」
「異なる組織でも上司が若手に感じるポイントに共通点があり、グサグサきましたが(笑)、自分事として捉え今後に活かせる学びが多かったです。」
との声があがりました。
他にも、印象的だったのは、
「ヌシのファシリテーションがあり、SNAPというオープンな雰囲気な場だからこそ、たくさん対話することができたと思う」
「用意された対話スポットによって話すスタンス/話し方が変わった感覚があって面白かった」
という声。
実施にあたっては、いかに初対面の参加者同士の対話を促進するか、が重要なポイントでもあったので、場づくりや設計が参加者の気づきにつながったと知ることができ、よかったです。
日頃からインナーブランディングや組織開発に携わる身としては、場づくりのちからやファシリテーションのちからを再認識する機会ともなりました。
「みんポト」を通して続いていく、組織と対話にまつわる探求
おかげさまで、初の試みであった「みんなで語るポットラックナイト vol.1『職場の“もやっと”を持ち寄って、ほぐしてみる』」は好評のうちに幕を閉じました。参加者の方からは、「自社でもチャレンジしてみよう!と思うくらい楽しかった」や「第2回に期待!!」との声をいただくこともできました。
「みんポト」は参加者のみなさんの気づきと発見の場であると同時に、僕たちにとっても実験と学びの場でもあります。今回いただいた意見をもとに、さらに企画をブラッシュアップをしていく所存です!
そんな「みんポト」ですが、6月に第2回目の開催を予定しています。
この記事を読んで興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご参加くださいね!
開催情報は、クオーターバックのFacebookやX、SNAPのInstagramでお知らせします。
また、イベント情報はPeatixでも公開予定です。
SNAP(スナップ)とは
「つながりからワクワクを」を コンセプトにした、奥浅草の交流拠点です。
営業情報など最新の情報はInstagramをご確認ください。
所在地:東京都台東区今戸1-2-10 JKビル1F
運営元:株式会社クオーターバック