プロジェクト概要
2023年5月に、ATグループ傘下の販売会社4社が統合し誕生した新生・愛知トヨタ。クオーターバックでは統合に向けた準備段階からインナーブランディングの伴走型支援を行っており、その中で「若手メンバーの育成やインナーブランディングにも力を貸してほしい」とのご相談をいただきました。
マーケティング部の若手社員に向けて、ブランディングの基礎知識を身につける研修プログラム「ヤングベアーズカレッジ」、そして続編として、個人と組織のさらなる成長を目指す「ヤングベアーズユニバーシティ」を実施しています。
課題
ATグループのマーケティング部は、4つの販売会社からメンバーが集まってできた組織です。
その中でも若手社員には、マーケティング業務に携わってきたメンバーと店舗営業職から異動してきたメンバーが混在しているため、ブランディングに関する知識や認識が揃っていないという課題がありました。 また会社自体が統合したばかりということもあり、組織としてのチームワークを高めることも必要でした。
アプローチ
「ヤングベアーズカレッジ」では、若手メンバー内でのブランディングに関する知識や重要性の理解度を揃えるため、全5回の研修プログラムをオンラインで実施。「知る活動」としてブランディングの基礎知識や他社事例を紹介するとともに、「創る活動」として対話型のワークや、自社の強み・弱みを理解するSWOT分析などを盛り込みました。最終回には「どうしたら融合・融和がうまくいのか?」というテーマで、インナーブランディング施策のチームプレゼン大会も行いました。
続く「ヤングベアーズユニバーシティ」では、若手にもっと活躍してもらいたい・自走できる人間になってほしいというマネジメント層の思いから、ダニエル・キムの「組織の成功循環モデル」をベースにプログラムを設計。さまざまな分野について仲間とともに探求していく内容で、ワークショップと読書会を毎月オフラインにて実施しています。
毎月継続的にプログラムを実施することで、参加者全員にブランディングの基礎知識が身につき、共通の認識や言葉を持てるようになったと聞いています。またペアワークやグループワークでの経験が、対話力やチームワーク力の向上にもつながっているようです。
ATグループさんのインタビュー記事も、ぜひあわせてご覧ください。
【WORKS INTERVIEW #4】「伴走してくれるパートナーがいるから、前進できる(前編)-正解のない時代に合うブランディング支援-」
担当領域
◼︎ワークショップ ◼︎勉強会 ◼︎読書会